国民一人一人に番号を割り振る共通番号(マイナンバー)制度で、希望者に配る個人カードを、まずは健康保険証と合体させる方針を固めました。
日常生活で使う機能を盛り込むことで、カードを普及させ、制度の定着を促すねらいです。
2013年5月に法律ができた共通番号制度は、すべての国民に番号を割り振り、税や社会保障などの個人情報を一元管理する仕組です。
2015年10月に全国民に番号の通知をはじめ、16年1月以降、希望者に顔写真付きICカードを交付する予定。
しかし、国民がカードを使う場面、自分の納税額や医療費をインターネットで確認する時などに限定されています。
このため、社員証や学生証、銀行のキャッシュカードなどの機能を持たせることや、運転免許証との合体も検討課題としています。
個人情報の漏洩等、まとめると怖い面もありますが、役所関係で手続き等、時間がかかるものが、自宅や役所の機械のみで簡単に手続きできるようになると助かりますね。