配偶者控除の廃止を現在検討している安倍政権ですが、代替案が議論されているのが、国民の批判を交わす案として浮上してきたのが夫婦控除の新設です。夫婦であれば妻の年収を問わず、夫の年収から一定額を差し引くものですが、これは高所得者ほど有利な税制と問題になっています。
現行の配偶者控除は年収103万円以下の配偶者をもち人に適用され、課税所得の計算前に年収から38万円を差し引く仕組みです。このことで妻が103万円の壁ということで収入調整をしていることが問題になっていますが、本当に胃なくしてしいのでしょうか?
働けば働くほど子供に対しての時間が少なくなり少子化が進むとしか思えません。また、夫婦控除とは控除額が一律76万円となっており、高所得者の場合(所得税40%)の場合、76万円控除されると税額は30万4000円分の価値がありますが、所得税10%の家庭の場合7万6000円の価値にしかなりません。
高所得者優遇政策で実質増税になると一般家庭にとっては辛いところですね。もっとよく考えて欲しいです。